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身近な田んぼは、小さな命の宝庫
全体の構成は、パノラマ絵本+生き物図鑑+米と田の文化 です。
<パノラマ絵本>日本の田んぼを、1年間定点観測。各月の田んぼの作業や、まわりに出てくる生き物、そして携わる人たちのドラマが、ひとつのイラストの中に展開されます。
<生き物図鑑>パノラマ絵本の欄外に、田んぼの生物たちがテーマ別に登場します。身近な田んぼのまわりに、これだけ多くの生き物がいるということに、新鮮な驚きがあります。
<米と田の文化>お米のでき方、昔ながらの、田んぼでの仕事、しきたり、行事など、改めて知ることが出来ます。
今、地域のワークショップや、環境教育の一環として、こどもたちの稲作体験が注目されています。また、NPOで田んぼや自然を守る活動をしている著者によれば、そのような体験をするこどもたちは、必ずといっていいほど、田んぼのまわりの生き物の多さに驚き、喜び、夢中になるそうです。
この本は、田んぼの一年の仕事と、それぞれの時期に田んぼのまわりに現れる膨大な数の生き物を、紹介します。著者の自然に対する愛情と、あたたかいイラストは、田んぼの生き物と同じように、こどもたちをワクワクさせるにちがいありません。
【編集担当からのおすすめ情報】
最近ではなかなか田んぼを見ること自体、少なくなりました。ましてや、田んぼで遊んでいる子どもたちなど、地方に行ったときでさえ、ほとんど見られません。私はこの本のイラストを見たとき、こどもの頃に近くの田んぼや畑に大人の目を盗んで入り込み(ホントはダメです!)、夢中になって虫集めをしていたことを思い出しました。今の子どもたちにも、そんなわくわく感を感じてほしいです。
また、昔ながらの田んぼでのしきたりは、今の時代にもさまざまな形となって残っていて、盆も正月も、元々は農耕儀礼から始まったそうです。そんなことを、かたくるしくなく、今の子どもたちに伝えるのも大事ですね。
この絵本は、間違いなく、両方の手助けとなってくれると思います。
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