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古代「阿豆麻(あづま)」~「大江戸」完成まで
急拡大を遂げた世界一の都市は、城を中心とする「渦巻き構造」を持つ
町の成立過程と実態を徹底的に腑分けする
古代名「阿豆麻」=東国は中世まで、常に辺境であった。鎌倉時代、武士の江戸氏が、浅草~蒲田~喜多見~阿佐カ谷一帯を治めるも、没落。廃墟=江戸は百年後太田道灌によって再興(一四五七)。家康・秀忠・家光の三代で、城と城下町が完成(一六四〇)。その後もスプロールを続け、世界最大の都市となる。江戸の歴史・構造・実態を、証拠をもとに徹底再現。
※本書の原本は、1966年に鹿島出版会より刊行されました。
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