ケンカ国家論

ケンカ国家論

取り寄せ不可

出版社
小学館
著者名
落合信彦
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2013年3月
判型
B6
ISBN
9784093897457

「攻撃有利の時代」到来!

現在の日本に足りないのは「ケンカ」をする力だ――世界を舞台に活躍した著者が国家と個人に「ケンカ」のノウハウを指南する一冊。


中国や韓国が日本の領土である尖閣諸島、竹島に触手を伸ばし、政府は有効な反撃ができずにいる。日本企業は国際競争力を失い、新たな稼ぎ口を見つけられないまま迷走が続く。老人は既得権益にしがみつき、異議申し立てをすべき若者たちの多くはそうした日本の現状に怒ろうとしていないように見える。

「相手を刺激しないほうがいい」「現状維持が望ましい」……聞こえてくるのは守りの言葉ばかりだが、刺激しないことで日中関係は良くなったのか? 現状維持を志向すれば将来は安泰なのか?

日本人はディフェンシヴな生き方を捨て、今こそ攻撃に転じなければならない。ただし、本書における「ケンカ」とは品のない誹謗中傷や武力行使とは全く違う。情報や知識、交渉力を駆使しながら競争や対立の中で勝ち残っていく力を身につけるということだ。

世界中で「ケンカ」を見てきた著者が、国家の平和と安全を守り、活力ある社会を生み出すために「打って出る勇気」が必要であることを説く。


【編集担当からのおすすめ情報】
「ケンカ」という言葉に悪いイメージを持ってしまっている人に、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。

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