女ともだち

小学館文庫

女ともだち

取り寄せ不可

出版社
小学館
著者名
角田光代 , 井上荒野 , 栗田有起 , 唯野未歩子 , 川上弘美
価格
461円(本体419円+税)
発行年月
2013年3月
判型
文庫
ISBN
9784094088052

人気女性作家5人が競演! 5編の女子小説

女ともだちは、恋人よりも愛おしい。

江國香織さんお薦め!
〈5人の作家それぞれの、鉛筆のとがらせかたと、その濃淡。女たちの、可憐さと翳り。あちこちに息づく彼女たちの生にどきりとします。〉

角田光代 『海まであとどれくらい?』――私たち五人は〈のりちゃんの駆け落ちを支援する作戦会議〉のあと五年ぶりに再会した。のりちゃんは新人シナリオ作家になっていたのだけれど‥。

井上荒野 『野江さんと蒟蒻』――恋人と一緒に住んでいるぼくのアパートに、突然やってきた彼女は、まな板の上の蒟蒻を麺棒で叩きつけた!

唯野未歩子 『握られたくて』――30歳を前にしたわたしは恋人募集中だ。女ともだちに紹介された男の子との初めてのデートは、なぜか東京湾での夜釣りだった‥。

栗田有起 『その角を左に曲がって』――ひとみさんは、いつも体のどこかを怪我している。しかも、なぜか体の左側ばかり。

川上弘美『エイコちゃんのしっぽ』――〈短いしっぽがあるんだ、わたし〉と同僚のエイコちゃんは言った。あたしは時々そのしっぽをスカートの上からさわらせてもらう。

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