天智と天武ー新説・日本書紀ー 1

ビッグコミックス

天智と天武ー新説・日本書紀ー

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出版社
小学館
著者名
中村真理子(漫画家) , 園村昌弘
価格
607円(本体552円+税)
発行年月
2013年2月
判型
コミック
ISBN
9784091848987

日本史上最大の兄弟喧嘩、開演!!

正義の味方コンビ・中大兄皇子と中臣鎌足が、大悪人の蘇我入鹿を
成敗して成し遂げた政治改革を「大化の改新」と言う。
日本古代史上、最大級の暗殺事件だ。

明治17年、美術研究家アーネスト・フェノロサと岡倉天心は
奈良の法隆寺・夢殿の中にある謎の仏像を見ようとした。
その仏像は「救世観音」と呼ばれ、聖徳太子をモデルにしたとされる。
ところが白布でぐるぐる巻きにされて1200年以上も封印され、誰も
見ることができない。おまけに、その仏像を見ようとすると天変地異が
起こるという伝承まで残されていたのだ。
ふたりが夢殿の扉を開こうとすると、恐怖に駆られた僧達が逃げ出すほど。
しかも仏像を調べると、後頭部に釘が打ち込んであった!!

ありがたき聖徳太子の化身を、なぜ人目に触れぬよう封印し、
釘を打ち込み、絶対秘仏とせねばならなかったのか?
まるで、その祟りを恐れているかのようである。

ここで日本古代史上、最大の暗殺事件の犠牲者が浮かび上がってくる。

「大化の改新」の真相は、中大兄皇子(天智天皇)と、父親を殺された
大海人皇子(天武天皇)との、壮絶な兄弟喧嘩の号砲だったのだ……!!



【編集担当からのおすすめ情報】
「法隆寺は聖徳太子の怨霊を封じ込めるための寺である」という、哲学者・
梅原猛氏の有名な説がヒントに。その梅原氏と作者との対談を
巻末付録として掲載。「聖徳太子の正体は、実は蘇我入鹿ではないか!?」
という仮説を梅原氏にぶつけてみましたが…!?

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