人口およそ70万,ヒマラヤ山脈の麓にある小国「ブータン」。
2011年秋にブータン国王夫妻が来日して以来,ブータンのGNH(国民総幸福量)政策に注目が集まっている。経済的な豊かさではなく,人々の精神的豊かさを重視するこの政策は,小学校就学率の向上や,乳幼児の死亡率減少など,着実にその成果を生み出しているが,一方で険しい地形が続くため,多くの場所で行政サービスが行き届かないなどの問題も多い。 近年は,都市と農村の格差や都市部におけるIT化の課題も顕著に表れ始めている。 はたして,ブータンは本当に「幸せの国」なのか。 日本で初めて紹介される山あいの小学校や,医療現場などの取材を通じて,ブータンの光と影を描く。
カラー写真、167点収録。
ブータンを訪れるための、旅のインフォメーションも併記。
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