20年を超える平成大不況の下で、倒産や事業の不振が続き、解雇と退職をめぐるトラブルは、賃金不払いと並んで、もっとも労働相談の多いテーマとなっている。
本書は、解雇への対応の基本、法律の定め、普通解雇、懲戒解雇、経営問題を理由にする解雇、有期雇用、損をしない退職の仕方、退職時の保険と税金、問題解決のための手段と方法など、働く者の立場からQ&Aであらゆる角度から疑問に答える。
1994年の初版以来、大好評を続ける本書の3回目の改訂にあたり、勤労者の3分の1を超える有期雇用をめぐる問題を増補するなど、全面増補改訂した。
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