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被害発生から44年の2012年8月29日、
「カネミ油症被害者救済法」が成立。
1968(昭和43)年、西日本を中心に広がったカネミ油症被害は食用油がダイオキシン類に汚染されていた悲惨極まりない食品公害事件だ。被害は身体の異常にとどまらず、加害企業や行政の驚くべき杜撰で冷徹な対応に被害患者は心も生活もずたずたにされていく。本書は、油症被害の真実を追い求め、国や企業の責任を問い続けた夫婦の壮絶な物語である。悲劇を繰り返さないためにも、決してこの問題から目をそむけてはいけない――
※巻末に詳細資料を添付
化学物質の汚染は、カネミ油症にとどまらず、水俣病、森永ヒ素ミルク、毒入りギョウザ、と後を絶たず、人体に入った化学物質は一生にわたり、いや、子や孫の代まで影響を引き起こしかねない。カネミ油症問題を知ることで、今私たちが直面している食品公害の怖さを再認識するという意味でも、ぜひ読んでもらいたい一冊である。
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