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シリーズ累計300万部突破の人気ミステリ
国立署の新米刑事、宝生麗子は
世界的に有名な『宝生グループ』のお嬢様。
『風祭モータース』の御曹司である風祭警部の下で、数々の事件に奮闘中だ。
大豪邸に帰ると、地味なパンツスーツからドレスに着替えてディナーを楽しむ麗子だが、難解な事件にぶちあたるたびに、
その一部始終を話す相手は”執事兼運転手”の影山。
「お嬢様の目は節穴でございますか?」
――暴言すれすれの毒舌で麗子の推理力のなさを指摘しつつも、影山は鮮やかに謎を解き明かしていく。
2011年本屋大賞第1位、同年の年間ベストセラー第1位に輝いたシリーズ累計300万部突破の大人気ミステリ第3弾。
文芸誌『きらら』に連載した5編「犯人に毒を与えないでください」「この川で溺れないでください」「怪盗からの挑戦状でございます」「殺人には自転車をご利用ください」「彼女は何を奪われたのでございますか」に、書き下ろし「さよならはディナーのあとで」を加えた全6編。
【編集担当からのおすすめ情報】
敏腕探偵である執事の影山に頼り切りだった麗子が成長を遂げ、活躍するエピソードにご期待ください。そして、最終話では麗子と影山、風祭の3人の関係にも変化が訪れて…!?
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