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あの有名企業も「ブラック」化している!
若者を使い捨て、日本の未来を奪う。その恐るべき手口とは?
1500件の労働相談が示す驚愕の事実。
いまや就活生の最大の恐怖「ブラック企業」。大量採用した正社員を、きわめて劣悪な条件で働かせ、うつ病から離職へ追いこみ、平然と「使い捨て」にする企業が続出しています。
著者は大学在学中からNPO法人POSSE代表として1500件を越える若者の労働相談に関わってきました。誰もが知る大手衣料量販店や老舗メーカーの新入社員集団離職など豊富な実例を元に、「ブラック企業の見分け方」「入ってしまった後の対処法」を指南します。
さらに恐るべきは、日本社会そのものがブラック企業の被害を受けているということ。若者の鬱病、医療費や生活保護の増大、少子化、消費者の安全崩壊、教育・介護サービスの低下――「日本劣化」の原因はここにあるといっても過言ではありません。その解決策まで視野に入れた、決定的な一冊です。
目次
●第1章 ブラック企業の実態
●第2章 若者を死に至らしめるブラック企業
●第3章 ブラック企業のパターンと見分け方
●第4章 ブラック企業の辞めさせる「技術」
●第5章 ブラック企業から身を守る
●第6章 ブラック企業が日本を食い潰す
●第7章 日本型雇用が生み出したブラック企業の構造
●第8章 ブラック企業への社会的対策
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