毎田周一君気持ちを大きくもとう

毎田周一君気持ちを大きくもとう

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出版社
長風舎
著者名
毎田周一 , 徳永文一
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2012年11月
判型
B6
ISBN
9784798701325

知られざる求道の詩人、毎田周一(まいだ しゅういち)のことば。



「この不安な時代、混迷の時代に、右往左往せず、自分を見失わずに歩んでゆく。悲しみも逆境も悠然と乗り越えてゆく。毎田周一の言葉には、そんな生き方を支え、励ます力があります。

あなたを包みこむようにして、勇気を希望の風が渡っていきます」(編者・德永文一)



暁烏敏が激賞し鈴木大拙や柳宗悦らに見いだされながらも、隠遁の生活を選んだ毎田周一が今、私たちの胸に沁みる。



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毎田周一(マイダ シュウイチ)

1906年(明治39年)金沢市に生まれる。

浄土真宗の高僧、暁烏敏の薫陶を十代で受け、のちに、西田幾多郎が教鞭をとる京都帝国大学文学部哲学課に学ぶ。終戦後、石川県師範学校教授を辞め長野県上水内郡鳥居村(現在の長野市豊野町)に転居して仏教の研究と伝道の活動をはじめる。最初の著作である『雑阿含無常讃仰』は、暁烏敏が激賞し鈴木大拙や柳宗悦らにも見出されたが、宗派や学会からは距離をおき在野での求道・探究に徹した。

多くの経典解説書や、人間を探究し生きることを励ます言葉の数々を遺し、1967年(昭和42年)心筋梗塞により死去。

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