本書は,農畜水産物の生産・加工・流通・販売までの「食」に関する一連の過程に関わるセンシング技術についてまとめている。この分野における省力・効率化やリスク回避にはセンシング技術は必須である。生産から販売までを一つの食システムとして捉えているため,対象の裾野が広くなりセンシング技術に関連しない課題についても広く「食」として取り扱っている。センサとコンピュータ技術を連携させることで食の安全安心を維持するセンシング技術が構築できる。本著の目的は,読者が「食」に関し興味を抱き,社会問題となっている食料自給率向上や安全・安心で健康な食生活を送るシステム開発に携わっていただくことである。
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