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「ちょんまげぷりん」作者が熱く描く冒険譚
80年代。効果音や独特の節回しのナレーションなど、サービス精神に満ちた過剰な演出で秘境の地を探検する人気テレビ番組シリーズの撮影クルーたちは、幻の大蛇・ヤーガを求めて亜熱帯の地を彷徨っていた。
もちろん、架空のかたちでしか存在しないヤーガを「登場」させるべく、洞窟にて準備をしていたクルーの一人が、空になった薬莢などを発見。ほどなく、彼の地で現政府の打倒を試みるゲリラたちにより、クルーはあっけなく囚われの身となる。
しかし、彼らがやっていることを朧気ながら理解したゲリラたちは、お互い「バカバカしいまでに死にものぐるい」で片や番組作り、片や政府打倒に臨んでいることに気付き、共感を覚えて歩み寄りを見せる。そして、ゲリラたちの協力により、撮影は再開されるが、反対勢力の現政府軍の狡猾な罠が待ち構えていた――。
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