アジア・オセアニア
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商業伐採、焼畑、薪炭利用などで、熱帯雨林が消滅に向かう。豊かなマングローブ林が開発やエビなどの養殖池のために急速に失われていく。十分な排煙、排水浄化装置のない旧式な設備を日本企業などが輸出し、公害を引き起こす。都市化と排ガス対策の不十分な中古車中心のモータリゼーションが大気汚染と温暖化を加速させる。
さらには産業史上最大の被害者を出したインド・ボパールの化学工場爆発事故、ベトナム戦争で破壊されたインドシナ各国と戦後のメコン川ダム開発問題、仏ムルロア環礁などの核実験、ニュージーランドや豪・タスマニアの自然保護、グレートバリアリーフなどの温暖化で死滅するサンゴ礁……。
そして、それらの原因に、先進国、とりわけ日本やアメリカの浪費型経済と企業の無責任な活動がある。
第8巻は、中国を除くアジア、オセアニアの公害環境問題の歴史と現状を総括、最新の環境政策を追う。
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