三国志 第11巻

三国志

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出版社
文藝春秋
著者名
宮城谷昌光
価格
1,815円(本体1,650円+税)
発行年月
2012年9月
判型
B6
ISBN
9784163816203

宮城谷『三国志』第十一巻は、孫権の老衰によって呉が混乱するところから始まります。孫権は幾人もの忠臣の諫言を退けるばかりでなく処刑まで課し、さらに息子二人を跡継ぎとして争わせたため自ら国力を分断、呉を衰亡の途に導いてしまいます。孫権の死の寸前まで続いた苛烈な権力闘争に勝利した諸葛恪(諸葛亮の甥)も、そののち自ら墓穴を掘り、粛清の目に――。魏では司馬懿が権力を恣にする曹爽の目を欺くために詐病、政治から距離を取っていました。そして機が熟した時に司馬懿がとった行動は――。

劉備、孔明、曹操なき後も続く政治と権力をめぐる戦い――。『三国志』のドラマは続きます。

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