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新元号「令和」の出典場面『梅花宴』について
本文&付録で詳しく解説!
うたの森に、ようこそ。
柿本人麻呂から寺山修司、塚本邦雄まで、日本の代表的歌人の秀歌そのものを、堪能できるように編んだ、初めてのアンソロジー、全六〇冊。「コレクション日本歌人選」の、大伴旅人です。
日本の代表的歌人の秀歌を堪能するアンソロジー「コレクション歌人選」(3期・全60冊)。還暦を過ぎ活躍した万葉歌人、大伴旅人。
私が万葉歌人の中で、作風からして
最も好ましく思うのは旅人である。
大岡信
大伴旅人(おおとものたびと)
天皇直近で軍事に携(たずさ)わった名門の家柄である大伴氏の族長で、大納言にまで昇進した歌人。家持の父でもある。『万葉集』におよそ七十首の歌を残すが、それらはいずれも還暦を過ぎてからの詠である。旅人は大宰府長官として赴任し、山上憶良らと文学的な交流を深めた。大宰府で妻を亡くし、都への思いも強くなっている時期に、悲しみに浸るだけではなく、部下と良好な人間関係を築き上げていたことが歌からうかがえる。実年齢を感じさせない、瑞々(みずみず)しい感性が旅人の歌には溢れている。
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