取り寄せ不可
『西部戦線異状なし』で知られるレマルク畢生の大作!
ナチス・ドイツ強制収容所での苛酷で悲惨な現実を、
敗戦直前のドイツ側から描き、長らく発禁処分となっていた問題作。
満を持して新訳でお届けします!!
1945 年春のドイツのメルラン強制収容所。戦争の帰趨情勢から一切
遮断された囚人たち。毎日毎日、アルファベット順、あるいは抜き打
ちに殺されていく囚人たち。おびただしい死体の量にあわてふためく
ナチス親衛隊たち。強制収容所では、反ナチスへの共産主義者を
中心とした地下抵抗組織が、生命の火花をともしていた。敗戦濃厚
のドイツの親衛隊たちは、戦後の我が身の安全を心配して保身に走
るあわてぶりを見せる。極限状態におかれた人間の真の姿を浮き彫
りにし、長く発禁処分になっていた戦争小説。
★本書は、1994 年に『ドイツ強制収容所にお
ける勇者たちの肖像』のタイトルで日本図書刊
行会から出版されましたが、絶版になって久し
く、復刊を望む多くの声にお応えして、タイト
ルもより原タイトルに近いモノにして、より読
みやすく、新しく訳し直しました。レマルク小
説の決定版として、お届けします!!
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