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平均寿命や各種疾患の罹患率は、男女間でいちじるしく異なっています。また、医療機関を訪れる際の主訴の種類、頻度、あるいは主訴と確定診断との関係にも性差があることが知られています。したがって、診察の際にはいかなる領域においても性差を考慮することが重要です。
一方、これまでの医学教育においては女性特有の病気は産婦人科で扱い、それ以外の診療科では必ずしも性差を重視した指導を行ってこなかったのではないでしょうか。近年、個々の患者の満足度、QOLなどを考慮したきめ細かい対応が望まれていますが、少なくともジェンダーを考慮した診療を行うことは個々の患者に最適な医療を提供するための大前提といえるでしょう。
そこで本書は、各種疾患の診断学を網羅的に記載するのではなく、プライマリケア医がしばしば遭遇する女性特有の症候、疾患、病態を取り上げました。具体的には、「総論」「女性特有の症状・病気」「女性によくある症状・病気」「女性とくすり」「予防医学」の5章立てとし、プラクティカルな情報をわかりやすく解説しました。
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