出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます
序 文 日中韓の友好促進の実現に向けて
山田方谷直系第六代 野 島 透
私には夢がある。 日中韓の友好が永続的に発展する夢である。 その夢の実現のためには相違点より共通点を見つけ共働することが重要である。 十九世紀の江戸幕末期、 山田方谷という人物がいた。 私はその六代目の直系子孫である。 方谷は藩政改革を成功させ徳川慶喜第十五代将軍の政治顧問もした。 閑谷学校 (国宝) の再興など将来世代教育にも多大な事績を残した。
同時代に、 中国では譚嗣同がいる。 若き日の毛沢東に大きな影響を与えた人物で戊戌六君子の一人である。 現在、 中国の小中学校の歴史教科書の中で譚嗣同は教えられている。
韓国では崔漢綺が出ている。 彼の著述は人文・自然・社会科学の各分野を網羅し、 死後に朝鮮第一の著述家として伝説化した。 しかし彼の一番の功績は新しい 「気学」 を興したことである。
実は、 同時期に生まれた山田方谷、 譚嗣同、 崔漢綺は 「気学」 という思想で共通している。
なぜ同時期にそれぞれの国で 「気学」 という共通の思想が出てきたのか。 日中韓には根底のところで共通の土壌があるからだ。 その共通の土壌を育み発展させることが将来世代をも含む新しい日中韓の幕開けとなる。
(財務省関東財務局総務部長)
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。