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宮城県北東部の海に浮かぶ大島。津波で孤立した島を救ったのは、小さな連絡船「ひまわり」だった――。
「ひまわり」が大津波を乗りこえたエピソードは、国内外のメディアから多数取り上げられ、話題となりました。
その船の持ち主、菅原進さんが島のみんなのために奮闘する姿を通し、大震災の深い爪痕から復興の光を見出すまでを描いた一冊です。
【ここがポイント】
・何よりも家族や島のみんなの幸せを一番に考える、菅原さんの生き方
・震災直後の気仙沼や大島の状況が、臨場感たっぷりに描かれています
・復興に向け、島民一丸となってがんばる姿が描かれています
【編集者コメント】
海が大好きな菅原さんは、約20年ほど前、大島の海沿いに家を建てました。
大工仕事も得意だっため、細かいところは自分で作った、こだわりの家でした。
その家は、東日本大震災による津波で、1階がめちゃめちゃになってしまいました。
そんな誰もが落ち込むような状況の中で、菅原さんは島のみんなのために、船で大きな津波を乗り越え、1日も休まず島と気仙沼港を往復し続けました。
菅原さんはどうしてそんなことを、当たり前のような顔をしながらできたのでしょうか?
東日本大震災を報道する海外のメディアは、混乱の中にあっても自己中心的な行動をとらない日本人の姿に、非常に驚いたと言われています。
震災をきっかけに、以前の日本人が持っていた「おかげさまで」「困ったときはおたがいさま」「持ちつ持たれつ」といった精神が、日本国内でもまた見直されるようになりました。
こういった動きが一過性のもので終わらぬよう、今一度深く考えるきっかけに、この本がなってくれることを願っています。
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