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学生時代に中川一郎元農林大臣の秘書となり、その後、実に40年間の長きにわたって永田町で戦ってきた一政治家の回想録です。項目としては、初めての師匠である中川をはじめ、田中角栄、福田赳夫、安倍晋太郎、金丸信から、小沢一郎、野中広務、田中真紀子、小泉純一郎、プーチンまで、さまざまな政治家たちとの知られざるエピソードをまじえながら、「政治の世界」の修羅場を語り尽くす。従来のムネオ事件への反論や検察批判ではなく、あくまで政治家が日常何を考えているのか、ウラで何をやってきたのか、に焦点を当てたものです。当事者ならではの角福戦争の内幕や、初めて明かされる大平政権時の中川・金丸らの新党構想など、読み物としてもたいへん面白い。同時に本書を読み進めていくと、政治にとってカネとは何か、権力闘争のあり方、人事をめぐる駆け引き、選挙対策の日常、官邸内部の秘密などなど、「永田町の論理」が浮かび上がってきます。著者・鈴木宗男が、「政権交代までの秘密をすべて明かす」という強い決意で書いた渾身の一冊です。
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