本書は著者の実際の講義での経験に基づいており,コンピュータサイエンスを学ぶ読者にとって,ポイントを押さえたていねいな解説を心がけている。本書の特徴として,アルゴリズムやデータ構造の本質を理解することを重視し,具体的なC言語などのサンプルプログラムではなく疑似コードを可能な限り提示していることである。擬似コードなどの応用的な事柄や,計算量の求め方などの理論的な内容についても紙面を多く割いて説明している。また,コンピュータサイエンスを専攻としない読者にむけても,できるだけ平易な表現を用いて基礎的な事柄を記述している。文系から理系まで「アルゴリズムとデータ構造」をきちんと理解したい読者のための入門書。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。