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東北大震災を機に「無常」を痛感した日本人にとっての「家族」「共同体」「国」、
そして〈絆〉の意義を問う。
東北・盛岡出身の美学者・淺沼 圭司による初の「家族」論。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」(『平家物語』)。自身が「晩年」を
迎えたことを深く意識しつつ、「人はいつ晩年を開始するのか」をめぐって考察を
始める。映画『家族の肖像』を軸に、人口減少問題を抱えた先進諸国が内在
している「頽廃」を探り、哲学的タームの「晩年様式」を積極的な意味に反転
させて、「日常」をいかに生きるかということを内省的に追求する。
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