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不安な時代を、深く生きる!
「出会いに偶然はないと覚悟する姿勢を持つことがとても大切なのです。さまざまな人との出会いは必然だったと受け止めることによって、私たちは自らの人生を肯定することもできるし、これからの歩みをより深くしていくこともできるはずです。
出会いを必然だと受け止めること。もっとはっきりいえば『人生に偶然などない』と覚悟した姿勢を持つこと。この点が仏教の出発点だと思うのです」(~本文より)
生老病死、人生は苦であるとお釈迦さまはいいました。苦しみや悲しみに出会ったとき、人はどうすればよいのでしょうか。
自らも20歳の頃、大切な人を亡くし深く絶望した経験を持つ著者は、生きる意味を問いつづけてきました。苦しみや悲しみをリセットするのではなく、そのまま受け止める。そうすることで、いつしかそれが生きる力になっていく―。
そして、著者がおすすめしているのが「一息(ひといき)の禅」。だれでも、どこでもできるこの「一息の禅」を日々の生活に取り入れることで、乱れがちな思いも正しくなり、人生が本気になります。
不安なこの時代に、深く生きる道を示してくれる本です。
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