讃岐典侍日記全注釈

讃岐典侍日記全注釈

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出版社
笠間書院
著者名
讃岐典侍 , 岩佐美代子
価格
3,850円(本体3,500円+税)
発行年月
2012年3月
判型
A5
ISBN
9784305705860

天皇のセックスと愛、闘病と死。残された者の悲しみと再生。

『讃岐典侍日記』は、それらを率直に描いた、日本でたった一つの文学作品である。



『更級日記』の40年後、『たまきはる』の100年前に成立。

院政期最初期の宮廷を描いた、「天皇と相愛関係の典侍」という特殊な立場にあった女性の日記。



従来の説と、かなりことなる見解を示した、渾身の全注釈。

初めて明らかになった、この作品の面白さ、すばらしさ。



【讃岐典侍日記は美しい作品です。愛する人の死と、残された者の生、そして心ならず現世を生き続ける中で、死を胸中に抱きしめながら再生していく過程を、こんなにも巧まず率直に語った作品を、私は他に知りません。】……はじめにより

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