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情報通信技術(ICT)の革新が、流通にどのような影響を与えたか、流通のマーケティング理論を再考。
流通の変容について理論的に分析し、それが企業のICT活用の実践、あるいは顧客の消費行動にむけて持ちえる含意と可能性を検討。とりわけ、これまでに為された代表的なマーケティング研究として、「取引費用パラダイム」と「関係性パラダイム」を取り上げ、それぞれの系譜と現状を概観していく。同時に、近年の競争に顕現している「ネットワーク外部性」への高まりにも瞠目し、そうした議論的動向が現代の流通チャネルとICTの関係を論じていく上でいかなる可能性を内包するものであるか考察する。チャネル内の「競争」とチャネル間の「競争」の両方に目を向け、現在のチャネル間の競争状況を眺めることによって、将来に向けていかなる展望が開かれるかを明らかにしていく。
本書は『競争と協力:情報通信技術・流通・NPO』を第二章を中心に書き改めた。
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