悲から生をつむぐ

悲から生をつむぐ

取り寄せ不可

出版社
講談社
著者名
寺島英弥
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2012年3月
判型
B6
ISBN
9784062175661

東北は新しい春を迎えるというのに、時はまだ止まったまま、「3月11日」がずっと続いている。地元紙の人間もまた、取材者でありながら、被災の当事者となった。被災地の人々は「3月11日」以後をどのように暮らしたのか。2011年度新聞協会賞を受賞した「河北新報」の連載記事担当デスクが綴る”希望と再生の物語”。「被災者に寄り添う」という言葉の本当の意味がここにある。


東北の人々が未来永劫忘れることはないであろう、2011年3月11日午後2時46分。雪と寒さのあの日から、春が訪れ、夏が来て、秋が過ぎ、冬を越してまた新しい春を迎えるというのに、時はまだ止まったまま、そのまま「3月11日」がずっと続いている。
東北に生きる新聞社の一人ひとりもまた、取材者でありながら、被災の当事者となった。
被災地とそこに根ざした人々は「3月11日」以後をどのように暮らしたのか。
2011年度新聞協会賞を受賞した「河北新報」の連載記事「ふんばる」の担当デスクが綴る”希望と再生の物語”。
「被災者に寄り添う」という言葉の本当の意味がここにある。

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