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●本書は、次巻の『臨床外科看護学Ⅱ』と合わせ、外科系の講義が単独で行えるよう編集しています。本書では外科総論を扱い、外科診療の流れを軸に、周術期の基本的知識とその看護の基本を効率よく学べるよう配慮しました。
●痛みの管理の重要な担い手であるペインクリニックにおける治療・看護についても言及しました。
●「術後のリハビリテーション」の章を設け、早期離床の利点、周術期のリハビリテーションの意義とその実際などについて整理しました。
序 章 外科看護学序論
1 外科診断・治療と管理の基本
2 外科看護の基本
3 院内感染の予防と看護
第1章 外科看護技術
1 注射、輸液
2 輸血
3 胃吸引、胃洗浄
4 浣腸、注腸
5 罨 法
6 酸素療法
7 救急蘇生
8 包帯法
第2章 手術前の検査と看護
1 手術前の諸検査
2 手術前の看護
第3章 麻酔と看護
1 麻酔における術前チェックの実際
2 麻酔の種類とその進め方
3 術後疼痛コントロール
4 麻酔に伴う看護
5 小児・高齢者の麻酔に伴う問題と看護
第4章 手術室の看護
1 手術室の構造・設備・備品
2 手術器械、縫合材料、その他手術に用いられる物品
3 手術看護の特徴
4 手術看護の実際
第5章 輸液と看護
1 輸液の実際
2 輸液に伴う看護
第6章 輸血と看護
1 血液型と検査法
2 輸血の種類とその進め方
3 輸血に伴う看護
第7章 術後合併症の予防・治療と看護
1 手術と生体反応
2 術後愁訴
3 術後合併症の予防と治療
4 術後の看護
第8章 ペインクリニックの臨床
1 ペインクリニックの実際
2 ペインクリニックにおける看護
第9章 術後リハビリテーション
1 早期離床の意義
2 術後リハビリテーションの進め方
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