アンゴウ

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出版社
烏有書林
著者名
坂口安吾 , 七北数人 , 烏有書林
価格
2,420円(本体2,200円+税)
発行年月
2011年12月
判型
B6
ISBN
9784904596029

"【2024年7月現在、新本が定価(2,200円+税)で購入可能】

「私は生き生きと悲しもう。」(「ふるさとに寄する讃歌」より)
ほとばしる才気、あふれ出る詩情、青い安吾がここにいる。

 坂口安吾の詩情あふれる初期の作品を中心に、これまであまり単行本に収録されてこなかった、埋もれた名作・佳作を集成。
 散文詩を思わせる言葉の連なりが美しい「ふるさとに寄する讃歌」を皮切りに、狂気をはらむ親友の死を描いた「長島の死」、壮絶な恋愛小説「花火」、ユーモラスなどんでん返しが鮮やかな「無毛談」、妻と親友への疑心が意外な結末へとつながる感動の名作「アンゴウ」、安吾流ファルスの到達点ともいえる「保久呂天皇」など、29作品を収録した。

※七北数人氏を監修者に迎えた「シリーズ 日本語の醍醐味」は、“ハードカバーでゆったり、じっくり味わって読みたい日本文学”をコンセプトに、手に汗握るストーリーではなく、密度の濃い文章、描写力で読ませる作品、言葉自体の力を感じさせる作品を集成してゆきます。"

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