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縄文人もその実を食べ、利用していたトチの木。著者の太田威さんは、山形県鶴岡の大山地区に居を構えて、地元山形や東北地方の自然写真を撮ってきました。なかでも特に、トチの木と山里の人々の暮らしのつながりを、30年にもわたって取材し、写真で記録してきました。カタクリの花咲く早春から雪に埋もれる冬まで、四季を追いながら、著者ならではの美しい写真と文で、トチの木と人との関わりの1年を、子どもたちに語ります。
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