取り寄せ不可
松井秀喜、イチロー、清原和博ほか天才バッターの打撃投手たちへの取材をもとに書き綴った本格ルポルタージュ。同じユニホーム姿でありながら観客の喝采を浴びることがない打撃投手。その知られざる職人の世界を描く。
ノンフィクションメディア・G2で掲載された「ルポ・打撃投手」の単行本企画。
どんな組織にも欠かせない裏方の仕事がある。年俸何億円というスター選手たちが才能の輝きを競い合うプロ野球チームにあって、同じユニホーム姿でありながら、打撃投手が観客の喝采を浴びることは基本的にあり得ない。
実は米大リーグには専属の打撃投手は存在しない。「日本の練習時間の長さ」という特殊事情が生んだ打撃投手という職業は、日の当たらない地味なプロフェッショナルの仕事を尊ぶ、日本社会の縮図でもある。
今回澤宮氏が取材したのは、イチロー、清原、松井のそれぞれ打撃投手を務めた男たち。 実は澤宮氏はおよそ10年前に「打撃投手」(現代書館)という単行本を執筆しており、そのなかでは王貞治、長島茂雄の打撃投手を取り上げている。 今回は10年ぶりに同じテーマでプロ野球の裏方に光を当てる。
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