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本書は,植民地朝鮮における初等学校教員の姿に,従来の研究とは異なる視点から迫ったものである。教員社会における「民族」の可視化と隠蔽,修学旅行や視察での「内地」経験,養成プロセスに応じた序列化,性別による「適材適所」論とその解体などについて詳述し,教員の多様性と政略の連関を明らかにする。また,教員の思想問題や「質」の低下,招聘事業の停頓といった実態の解明を通じ,従来の教員の位置付けに一石を投ずる。
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