昭和30~40年代生まれはなぜ自殺に向かうのか

講談社+α新書

昭和30~40年代生まれはなぜ自殺に向かうのか

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出版社
講談社
著者名
小田切陽一
価格
922円(本体838円+税)
発行年月
2011年9月
判型
新書
ISBN
9784062727334

50人に1人が自殺する日本!! 36~56歳、必読!
世代間の自殺率の比較、自殺に見る地域差や男女差、自殺予防対策等を懇切丁寧に解説!

一九九五年から二〇〇九年までの、年齢階級ごとの自殺率の変化を見てみると、一九九八年に始まる戦後最大の「自殺の流行期」に突入して二年後の二〇〇〇年と、直近の二〇〇九年での、同じ年齢層における自殺率の変化に注目すべき点がありました。この一〇年間に、(略)五〇歳代以上の中高年の年齢層の自殺率は低下していました。それに対して、三〇歳代と四〇歳代では、明らかに自殺率は上昇しており、この年齢を構成する昭和三〇年代から四〇年代生まれの、より若年層での自殺率の上昇傾向を見て取ることができたのです。また、この年齢別の自殺率の変化を男女別に見ると、とくに男性の若年層で、自殺リスクの増大傾向が顕著に現れていました。

●自殺の流行期と死に急ぐ世代とは
●「死のリスク」は計算できるか
●死に至った人は氷山の一角
●日本の文化が自殺に与える影響
●流行の引き金となる身近な要因
●戦後最大の自殺大流行期の到来
●自殺が多発する地域はあるのか
●日照時間が短いと自殺が増える?
●都会型と田舎型の違いとは
●完遂する男と未遂で終わる女

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