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魂の自由を求める情熱を現実化したコモンウェルスという冒険的な企ては、一見したところ大失敗に終わりました。しかし、これは表面的な見方にすぎません。(本文より)
権謀術数うずまく17世紀イギリスにおいて、ただ宗教的使命感をたよりに改革を志したふたりの異才、政治家ヘンリー・ヴェインと指揮官オリヴァー・クロムウェル。教会・議会・軍部の激しい権力闘争のなかで瓦解した〈コモンウェルス〉にかれらが託した理想とはいかなるものであったか。孤高の倫理学者グリーンが語り尽くしたピューリタン革命の真実。
目次
第一講 革命前夜――思想的背景としての宗教改革
第二講 内戦勃発――独裁か、共和制か
第三講 束の間の勝利――コモンウェルスの誕生
第四講 「荒野」への撤退――革命が残したもの
解説(田中浩)
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