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東日本大震災にともなう福島第一原発大事故は,大量の放射性核種,特にヨウ素-131と放射性セシウム(セシウム-134と-137)を大気と海に放出した.ストロンチウム-90の放出もあった.
日本には以前米国等による大気圏内核爆発実験によって放射性核種が降り注ぎ,土壌や農作物を汚染したが,今回の汚染の程度はその時の数千倍,数万倍であり,日本人が今まで経験したことのない放射性核種による汚染が直接的には東北,関東,東海地域に,間接的には牛肉のように全国に広がっている.
本書では,放射性セシウムによる福島県およびその周辺県の土壌汚染およびヨウ素-131と放射性セシウムによる農作物,牛乳・牛肉および魚等の汚染について現在までに分かっていることを解説した.
また,大気圏内核爆発実験によって日本に降り注いだセシウム-137とストロンチウム-90による土壌と農作物汚染の調査研究およびチェルノブイリ原発事故による土壌と農作物,牛乳・牛肉汚染についての調査研究を紹介した.
本書が原発と原発被害に対峙している多くの方々に読まれ,運動の糧にされることを期待している.
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