出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます
実証主義=無思想に堕した国文学は、現実を凝視できるか。
天皇論、「古典の思想と言説」にまつわる諸問題をはじめ、古典を通して時事問題を論ずる、全54編の評論集。
雑誌『発言者』『表現者』に連載し続けてきた論考に、3月11日以後に書き下ろした「破局の後で」を加えて一書にしたものである。
「近代的思考・論理の批判・相対化を通して、古典的思考・価値を復興し、歴史・伝統と結びついた日本を再発見して、近現代のアポリアをどこかで抜け出たいことに尽きる。」「国文学が近代=文明開化の論理を超えて自立するとき、初めて日本と出会え、古典の再生が成し遂げられるだろう。それが日本におけるあるべき近代の創始になることは敢えて贅言を要しない。」以上、本書より。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。