歌川広重「東海道五拾三次」

ちいさな美術館

歌川広重「東海道五拾三次」

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出版社
青幻舎
著者名
安藤広重
価格
1,320円(本体1,200円+税)
発行年月
2011年5月
判型
A6
ISBN
9784861523045

暁から日の出、晴れ渡った蒼穹まばゆい空に、
黄昏れ、次第に暮れ行く西の空。
ときには旅人を襲う夕立の激しい雨脚や辺り一面を被う銀世界。
広重が描く道中は、ただ単に風光明媚なだけではない。
実際に自身の脚で歩き、自身の目で見、そして自身の心で感じながら旅したゆえの、
旅情の実感がありありと描き出されている。
刻々とうつろう空の表情や旅人たちの一瞬のしぐさの数々は、
まるでスナップショットで撮影したかのように映る。
耳を澄ませば、旅人たちの話し声が聞こえてはこないだろうか。

-解説文より抜粋-

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