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1986年のチェルノブイリ原発事故が忘れ去られようとしている。だが、現地では30キロ圏の立ち入り禁止区域住民以外に100万人の住民避難が必要とされたにもかかわらず、さまざまな理由付けによって一向に避難が行われなかった。避難対象汚染地域は、300キロも離れた地域にまで及んでいた。その結果、子どもたちを中心に甲状腺ガン、白血病が激増し、先天性異常が増大、死亡者は増え続けている。そして将来これら被爆者のうち少なくとも40万人以上がガンなどで死亡するといわれている。しかも政府の無責任と国際原子力機関(IAEA)の被害隠しによって、深刻な事態が増幅されているのである。
本書は、フランスの反核・反原発の2 人の物理学者が、事故から1993年までの恐るべき事態の進行を克明に分析した告発の書である。 そして2011年3月11日、日本でチェルノブイリの惨事を上回る恐るべき事態が始まった……。
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