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独立確率変数列に関する極限定理によって、確率論はその真価を発揮してから、ストカスティックな方向に進展し、マルコフ過程を始めとする確率過程論が開花したのは20世紀のことであった。科学の中での信頼感を高めながら、確率解析の時代を経て今日に至っている。
本書は、これらの成果をふまえ、新たな確率論の黎明期を迎えるための準備として、学生や若い研究者のために企画されたものである。本書の全体を通じて一貫するアイディアは、確率論のお家芸である「独立」の概念の扱いを中心として理論を展開しながら、新しい発展方向を模索しようとするものである。今後科学の中の確率論として一層飛躍するため役立つものと期待する。
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