移動と定住の文化誌

移動と定住の文化誌

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出版社
彩流社
著者名
専修大学人文科学研究所
価格
3,080円(本体2,800円+税)
発行年月
2011年3月
判型
A5
ISBN
9784779116155

古来、人間の移動が歴史を作った例は多い。「移動」ということばが、学界やジャーナリズムで広く使われ出したのは1990年代からである。それは、1980年代後半から90年代前半にかけて、人・物・金(資本)・情報が国境をも越えて移動する「グローバリゼーション」が、もてはやされたことと関連している。その後、グローバリゼーションへの疑問や不安が強まっても、その現象は容易に止めがたいものとなっている。こうした状況が人の移動と定住への広い関心を呼び起こしてきたのである。

 「移動」といっても、移動する距離が近距離であったり地球規模の移動であったり、また自らの自由な意志に基づいたもの、状況に強制された移動やそれらの中間的な動機による移動などがあり、そうした要因の相違によって「定住」の形も異なっている。

 多面的な「移動と定住」の側面を史的な視野から論じた論文集。

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