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著者は形態論を中心的な研究分野として,市河賞を受賞するなど活躍していたが,惜しくも病に倒れ2008年に逝去した。
生前20年近くに及び学内の研究誌に多くの論文を発表してきたが,雑誌の性格上これらの業績が広く全国的に知られるところとはなっていなかった。本書はこれら12本の論文を編集し,著者の業績を顕彰するものである。
心理動詞の統語現象の構造や名詞化したときの語根問題,総合的複合語の条件の考察をはじめ,派生動詞と使役起動交替の関係や動詞+ingの名詞化で対応受動名詞形が存在しないことや動詞から派生した名詞形の語彙特性が継承されることなど,多岐にわたる分析を通して語彙システムと統語論に関する独自の知見を示した貴重な業績である。
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