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一夜の花に、命のつながりを見る
沖縄・西表島(いりおもてじま)の水辺に、一夜だけ花をさかせる、まぼろしの花。
はかなく美しい営みをおさめた、命の循環をつたえる写真絵本。
[サガリバナ]
サガリバナ目サガリバナ科(学名:Barringtonia racemosa)
花言葉:幸福がおとずれる
奄美大島以南の南西諸島に分布する、高さ10メートルほどの小高木。毎年6月下旬から9月にかけて、夜にあまい香りを放ちながら白やピンクの可憐な花をさかせる。花がさくのはたった一晩で、翌日には散ってしまう。散った花びらが水面に浮かび、あたり一面が白やピンクでしきつめられたようになる美しい光景が幻想的なため、「夏の夜の花見」として親しまれている。
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