特集:情動/主体/文化
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名古屋大学日本近現代文化研究センターが今年から刊行する機関誌、『JunCture(ジャンクチャー) 超域的日本文化研究』第2号。[※JunCtureというタイトルには、日本文化を、学際的かつ国際的な研究課題の結節点(juncture)として捉えようという意味合いが込められています。]
学問のグローバル化という現代的な課題に対応するために、何をどう発信していくのか。一国主義的・自国中心的な意識や方法をいかに克服していくか。それらに具体的に取り組んでいく、実践の書です。
第2号の特集は「情動/主体/文化」。
理知的なものと区別されてしばしば貶められてきた情動。近年、この情動なるものの社会・文化における積極的な力が問い直されている。この特集では、情動と主体の結びつきや情動と文化のかかわりについて、映像、思想、批評研究、認知心理学、文学という異なる分野から多角的にアプローチすることで、情動のもつ可能性、多義性、問題性について再考を促していく、刺激的な一冊です。
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