その扉をひらく
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難解な素数の理論を、一人でも多くの読者に分かりやすく伝達したいという目的で書かれた大衆読本。二人の少年と老数学者が対話形式で登場し、彼らの好奇心とユーモアを交えた会話を通して、素数の特性と主要課題が誰にでも理解できるように解説されている。第?巻では、何の知識を持たない小学生の子が主人公として登場し、対話者の指導の下で少しずつ素数の概念と特性を理解し、無限に広がる素数の世界に魅了されていく様子が綴られている。内容は以下のように全2巻(?巻:2011年6月刊行予定)で数論の体系に基づき構成され、対話の中から素数の一般知識を自然に習得できるように工夫されている。
〔日本図書館協会選定図書〕
I巻:数に関する予備知識、数論の初歩、素数の特性、素数発見法、素数判定法
II巻:素数と暗号、数と関数、素数分布、未解決問題(ゴールドバッハ予想、双子素数問題、リーマン予想など)
また、素数研究に多大な貢献をした歴史上の数学者達(ユークリッド、ガウス、フェルマー、オイラー、リーマンなど)のアイディアと偉業も、本書を通して知ることができる。
※『少年と素数の物語 II-はるかなる旅へ-』2011年8月26日発売!
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