青年・渋沢栄一の欧州体験

祥伝社新書

青年・渋沢栄一の欧州体験

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出版社
祥伝社
著者名
泉三郎
価格
946円(本体860円+税)
発行年月
2011年2月
判型
新書
ISBN
9784396112301

巨人・渋沢は、いかにして生まれたか
1867年1月、渋沢は、将軍・慶喜の弟、徳川昭武を公使とする遣欧使節団に随行を命じられ、欧州巡歴の旅に出発した。
かの地で彼は何を見聞きし、何を感じたのか。
それは、新生日本の建設に、どう生かされたのか。

欧州体験が、渋沢に与えた影響とは
渋沢の膨大な業績を可能とした「銀行」と「合本主義」、この2つのシステムを実体験し、
学んだのが若き日の欧州への旅であり、パリ滞在の日々であった。
70歳代の半ばのころ、渋沢はこう語っている。
「自分の一身上、一番効能のあった旅は、44年前の洋行と思います。
この時が銀行を起こすこととか、公債を発行するとか、ということに気がついた」

■巨人・渋沢、誕生の秘密を探る
<著者の言葉>
本書の主題は、青年・渋沢栄一がどのような背景を基にヨーロッパへの旅に出かけたか。
そして2年近くにわたるパリ滞在体験によって、日本近代化の巨人に成長していく基礎を
いかにして培(つちか)ったかをたどることにある。
思えば、人の一生を樹木の生長に譬(たと)えれば、
その根や幹は30歳前後までに出来上がってしまうもののようである。
そしてその時期における旅や海外体験が、いかに重要かということである。
それは視野を大きく広げるとともに、自らを、そして自国の姿を
外から客観的に見る機会を与えてくれるからである。
この小著は、その意味で渋沢栄一の青年時代と海外体験に焦点を絞り、
巨人・渋沢誕生の秘密を探るものである。

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