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物が売れる! 同じ町が発祥の2大小売業!
「ファッションセンターしまむら」を経営する(株)しまむらと、埼玉を中心に首都圏に食品スーパーを展開する(株)ヤオコーは、どちらも東証一部上場企業で、売上を着実に伸ばしてきたことで知られている。この2つの企業は、どちらも埼玉県小川町を発祥とし、一時期は同じショッピングセンターに共同出店するなどしてきた。しかし、経営スタイルは全く異なり、片方は、社員の中から社長を輩出する社風(しまむら)、もう片方は、同族経営。かたや、徹底したマニュアル重視(しまむら)、もう片方は、「個店経営」を標榜し、店長やパート社員に権限を与えてン任せる風土。これらの違いは、創業期からの歴史が生んだもの。両社の歴史をひもとき、さらに現在の状況を取材することで、物が売れる、両社の経営術を明らかにします。
【編集担当からのおすすめ情報】
しまむらとヤオコー両社についての、最近の新聞記事をご紹介します。
1月21日の読売新聞埼玉版によれば、しまむらは2009年度の売り上げは前年比10.5%増の4080億円、収益は前年比20.5%増の225億円、店舗は290店も増やしたそうです。
ヤオコーは、1月25日の日本経済新聞に出ています。こちらは2010年4~12月期の連結売上高が6%増、連結営業利益は3%増とのこと。増収増益を確保しそうです。両社はどうして、増収増益を維持しつづけているのか、この本を読めば、その秘密がわかります。
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