情報セキュリティはその重要性が次第に認識されるようになったが、対象と考え方が複合領域にわたり、学ぶうえでの必要な知識や考え方をまとめて説明するものが求められていた。本書では、認証とその背景にある暗号理論、アイデンティティ管理の情報科学・工学的なアプローチが中心の話題であることを踏まえつつ、加えてそこにいたるまでのリスク分析の方法論、さらに組織の統制論や社会的な枠組までを説明することで、情報セキュリティ全体を俯瞰できるように工夫した。さらに、現場で起こっている具体的な問題を積極的に採用した。
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