オペレーティングシステムの概念

オペレーティングシステムの概念

取り寄せ不可

出版社
共立出版
著者名
アブラハム・シルバーシャッツ , ピーター・ベア・ガルヴィン , グレッグ・ガニエ , 土居範久 , 大谷真
価格
16,500円(本体15,000円+税)
発行年月
2010年11月
判型
B5
ISBN
9784320122536

オペレーティングシステムは、あらゆるコンピュータシステムの本質部分である。同様に、オペレーティングシステムの教育は、あらゆる計算機科学または情報科学教育の本質部分である。子供向けのゲームから、政府や多国籍企業のための極めて高度な事業企画ツールに至るまで、いまやコンピュータは、実際のところすべての領域であまねく利用されるものとなった。このため、オペレーティングシステムの分野は、常に急速な技術変化の中にある。しかし、一方で、オペレーティングシステムの基本的な諸概念は、変化することのない明確なものであり続けている。このような普遍の基本概念が、本書の基盤をなしている。
 本書は、大学の学部3~4年レベル、あるいは大学院修士課程1年レベルにおける、オペレーティングシステム入門コースの教科書として作成した。また、現場の専門家に役に立つことも想定している。本書では、オペレーティングシステムの根底にある諸「概念」を明確に記述している。基本的なデータ構造、コンピュータ構成、およびC言語などの高水準言語に読者が親しんでいることが、本書の前提である。オペレーティングシステムを理解する上で必要なハードウェアの話題は、第1章に含まれている。コード例には、大部分はC言語、一部でJava言語を用いた。ただし、これらの言語の詳細を知らなくても読者がアルゴリズムを理解できるようにしてある。本書では、各種の概念を直感的に記述している。重要な理論的結果を包含しているが、形式的証明は省略した。参考文献として、当該結果を最初に発表し証明した研究論文を示し、さらに、読むべき資料を示すようにした。証明の代わりに、問題となっている結果が正しいであろうことを示す図表や例を提示している。

[原著:OPERATING SYSTEM CONCEPTS 7th Edition]
(原著まえがきより抜粋)

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