桂文我の上方落語案内

小学館DVD book

桂文我の上方落語案内

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出版社
小学館
著者名
桂文我(4代目)
価格
3,520円(本体3,200円+税)
発行年月
2010年11月
判型
A5
ISBN
9784094803853

実演映像と貴重資料で綴る上方落語の入門書

落語とは江戸っ子の粋と人情を描いたもの、というのは思い込み。京・大坂でも江戸と並行して発展し、明治期以降は上方落語のネタが数多く東京へ移植された。落語家の登場する時に演奏される「出囃子」や、演者の名前を掲げる「めくり」も、もとは上方の演出法である。上方落語抜きに、落語を語ることはできない。
本書は、そんな上方落語を知るための最初の一冊。DVD(約93分)に、桂文我の『住吉駕籠』『蛸芝居』、桂まん我の『時うどん』を収録。いずれも上方らしさあふれる噺で、とくに『蛸芝居』は東京ではほとんど見ることのできない珍しいネタである。冊子では演目解説はもちろんのこと、文我が収集した貴重な資料とともに、上方落語の歴史を一望できる。
DVD収録映像は、2009年10月12日、文我の落語家生活30周年記念独演会のもの。文我はこの公演で芸術祭優秀賞を受賞しており、その記録としても貴重だ。
上方落語の歴史と現在を、映像と文字で立体的にとらえた、格好の入門書である。

【編集担当からのおすすめ情報】
DVDの内容ももちろん面白いのですが、文我師匠と演芸評論家・前田憲司氏の集めた珍しい資料をたくさん掲載しているのも魅力です。現存最古級の手ぬぐい(三代目文團治)、たった1枚しか見つかっていない初代文枝の絵姿、初代春團治が売り出したせんべいのレコード(せんべいに音溝を刻んだもの)など、マニア垂涎の資料がいっぱい。また、DVDの音声は非圧縮の「リニアPCM」で、三味線の艶はトリ肌ものです。ぜひ体感してください。

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