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お菓子を作りながら、成長する女の子の物語
わけがあって両親と離れて暮らしているまどれーぬちゃんが、おかしを習い始めます。お友達から新鮮なミルク、玉子、蜂蜜を分けてもらい、小麦を育てながら。
はじめは簡単なお菓子から、だんだん難しいお菓子にもチャレンジしていきます。プリン、ドーナツ、イチゴジャム、パン、ブッシュドノエル…そしてマドレーヌまで。
食べたくなるようなカラーのイラストが満載です。その生き生きとしたイラストは人気の荒井良二。文章は小川糸。ベストセラー作家の小川糸がはじめて子ども向けのお話を書きました。
食育や手作りの良さの再発見にもなります。
自分の手で一生懸命おかしを作る女の子は、いろいろなことを考えながら成長していきます。お友達にも助けられながら、一生懸命がんばる姿に励まされます。
まどれーぬちゃんが何に一生懸命がんばるのか、そしてまほうのおかしとは何なのか…それは読んでのお楽しみです。
小学生低学年から若い女性まで、そしておいしいお菓子が好きな人にはだれでも幅広く読んでほしい、心温まる「おいしいお話」です。
【編集担当からのおすすめ情報】
食べ物の話をおいしそうに書くことでは、最近第一人者の作家・小川糸が子ども向けにとてもかわいいおかしの話を書いてくれました。実際に料理上手でもあり、お菓子も作れる彼女のお菓子描写にはよだれがとまりません!
荒井良二さんのイラストもかわいらしくておいしそうです。グイグイとおかしの世界に引き込まれます。
子どもが自分で読んでも、母子で読んでも、大人の女性が読んでも、心から楽しめるストーリー。
おやつ前に読むと、必ずどれかが食べたくなっちゃいますよ!
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